釈迦如来 仏教の開祖、ゴータマ・シッダールタ
釈迦如来 仏教の開祖、ゴータマ・シッダールタ
梵 名:シャークヤムニ
真 言:ナウマクサマンダボダナンバク
意 訳:諸仏に帰命し奉る、特に釈迦如来。
【写真】
奈良県 室生寺金堂内
木造伝釈迦如来立像(薬師如来立像)【国宝】
特徴は髪形螺髪(らほつ)と呼ばれる小さくカールした髪の毛です。装飾品は一切身に付けていません。釈迦が説法を説いている姿が一般的です。
印は、手のひらを説法を聞く人に向けて立て
緊張を和らげる「施無畏印(せむいいん)」
手のひらを上に向けて指を全部伸ばし、
人々のさまざまな願い聞き入れる仏の深い
慈悲を表す「与願印(よがんいん)」が特徴的です。
【説明】
お釈迦様、釈尊、あるいは、釈迦牟尼世尊と
呼ばれる仏教の開祖です。古代インドの小国、釈迦族
の王子で、本名はゴータマ=シッダールタです。
妻や子供もいた実在の人物で、
釈迦如来とはその釈迦が悟りを得た姿をあらしています。
釈迦は、生まれたばかりのとき、七歩歩いたあと
天地を指さし「天上天下唯我独尊
(てんじょうてんげゆいがどくそん)」と言われたことは有名です。
この世で一番尊いのは自分であるという意味に誤解
されがちですが、ひとりひとりが尊い命で
聖なる使命を持ってこの世に生まれてきた
という意味です。二十九歳で出家し、三十五歳で
悟りを開き真理に目覚めてからは、仏陀(ぶっだ)
・釈迦牟尼世尊(しゃかむにせそん)
・釈尊(しゃくそん)、
如来などと呼ばれるようになりました。
この頃は人々に説法を説いていたそうです。
その後、釈迦は沙羅双樹の下で八十歳で入滅したと伝えられています。
お釈迦様は、弟子達に
「比丘らよ、自らをともしびとし、自らをよりどころとし、他をよりどころとしてはならない。法をともしびとし、法をよりどころとし、他をよりどころとしてはならない。」
と説きました。
私達は、悩み苦しむ時、「あの人のせいで」とか
「あの人の言い方が悪い」と、原因を他に向ける
傾向があります。そして、
「もっと言い方を変えればいいのに」とか
「あの人が変われば良くなるのに」と、自分ではなく
他を変えようとします。結論から申し上げますと、
他だけを変える事なんて絶対に出来ないのです。
もし、他が変わる事があるとすれば、
自分が変わった時しかないのです。
「他をよりどころとしてはならない」とは、
周りではなく、自分自身が変わらないといけないのですよ、そうすれば、自己を確立する事が出来ますよ、という思いが込められています。
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ブログ筆者プロフィール
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山本密雄
1992年福岡県北九州市生まれ
高校卒業後、18歳から修行の地、和歌山県高野山へ。以後5年間、高野山の寺院で修行を重ねながら、高野山大学に通う生活を送る。
21歳の時、高野山専修学院に入学。真言宗の僧侶資格「阿闍梨」位を取得。真言僧侶となる。
大学卒業後、地元に福岡に帰り、高野山真言宗紫雲寺に帰山。
以後、お寺の維持管理や檀家参りを行いつつ、御詠歌・声明の布教活動に今日まで携わってきた。
現在は、地元の詠歌青年会の一員として、全国の御詠歌公演に出仕したり、日々御詠歌の布教活動を行っている。
名前:高野山真言宗 紫雲寺
住所:福岡県北九州市八幡西区香月西2-4-36
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紫雲寺副住職 山本密雄
合 掌
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